僕らの証明はどこにある

毎日生きることに必死なオタク

古い地図を捨てられない私

※これは2017年の秋に勢いのまま書いて投稿できなかったSMAPと私の話です。

あまり楽しい話ではないですが、当時に比べてそれなりの心の整理ができたので、備忘録として残しておきます。こういうファンも居たんだなということが、ネットの片隅にでも記録として残ることを願って。

 

 

 

 

*          *          *

 

新しい地図を発見しました。
でもNAKAMAにはなりませんでした。
なれなかった、という表現の方が、たぶん正しい。
私はここにいてはいけないというような、疎外感があります。


彼ら(それは彼らだけではなく彼らのバックボーンについている見えない沢山の業界人も含む)は、今までも私たちの動向を確認していたのかもしれません。いや、きっと分析するぐらい綿密に確認していたのでしょう、確実に。私たちのSNSを中心としたネット社会で大騒ぎし右往左往する様を事細かにマーケティングして、ぷっくりというアナグラムでクリップモチーフを匂わせたり、映画作ったり、72時間ネット配信してみたり、体操着で組み体操やってみたり。

今の時代、アイドルだろうとなんだろうとTwitterやインスタ、ブログ等で情報を発信するのはごく一般的になったし、パソコンやスマホで見るような動画配信だって、気づいたらあっという間にお茶の間にまで広く浸透しました。スマホの機能を半分も使いこなしてないような私ような人間でも、AbemaTVの配信を楽しみ、Gyao!でテレビ番組を観て、Google検索で引っかかったyoutubeの動画を嗜む時代です。
だからこの分野に手を出すことに関しては時代の流れそのものだし、むしろこの後に及んで頑なにネット社会を拒絶し続ける(最近やっと少しずつ解禁し始めそう)前所属事務所の方が前時代的であることは、重々承知しています。

それでも、こう急に私たち一般人が内輪で勝手に公式側とは全く関係のないところで盛り上がっていたネタをことごとく拾い集めたかのような仕掛けオンパレード!みたいな情報がバサッと広げられることに、心の奥で言い表せないモヤモヤを感じていることを、当時は盛り上がっているSNS上では一言も呟くことができませんでした。
新しい動きがあることは素直にとても嬉しいです。もともと自分たちがやりたいことを、組みたい人たちと組んで仕事をする。素晴らしいことだと思います。でもどこか真っ直ぐ手放しで受け入れられない自分がいることも、おそらく事実です。

 

たぶん、自分の中であの5人は神様のような、憧れとも言い表せない高貴な何かのような位置付けだったのだと、こういう事態になって改めて思い知りました。

 

雲の上の天上人だと20年以上も思い続けていた彼の方達が、急に手の届きそうな距離、言ってしまえばこんな一般人と同じ高さまで降りてきて、ぬいぐるみに顎を嵌めたアイコンでSNSを始め、体操着で組み体操をしつつ、新しい地図を購入したNAKAMAと共に、クソ野郎と美しき世界を旅するのでしょう。

 

正直に告白します。
ショックでした。

 

私が好きだった雲の上のアイドルユニットは、たしかに間違いなく、2016年の12月31日23:59をもってこの世界から消え去りました。

分かってはいましたが、頭の中で理解できていなかった事実を、彼らの手で無理やり真実だと納得させられました。
私が好きだったアイドルグループはもういない。

 

勝手だと思います。
彼らの門出を素直に応援できない私は、本当にひどいファンだと思います。
自分でも情けなくて、本当に十数年以上ずっと好きだったのにどうして認められないんだろうと涙が出そうになります。

世間一般の空気として、前事務所に残った二人(特に片方)が悪に屈した自己中心的な悪い奴で、独立した3人こそが悪しき習わしを捨てたクリーンで新しいユニットだ、反撃の狼煙だという空気が漂っていて。そんな空気に馴染めなくて、残った2人ももちろん大好きで悪だと憎みきれず、だからと言って飛び出した3人を諸手を挙げて歓迎もできず、世間の波にも上手く乗れずに取り残されてしまった私は、もう二度と見つからないのに、私が好きだった5人、もしくは6人の姿をいつまでも探してしまっているのでしょう。

 

新しい地図に何が書いているのか、私にはわかりません。

だってNAKAMAになれなかったから。
残された二人が何を思うのかもわかりません。

だって私は一般人だから。

でも確かに言えることは、私の好きだったSMAPの彼らは、もう今この時間には存在しないということ。

 

ありがとうSMAP
私はあなたたちが好きです。好きでした。
これからもずっと、SMAPが好きです。


SMAPが、好きです。

 

新しい地図は欲しくなったら買いに行くと思います。
きっと途中参加だとしても、彼らは受け入れてくれるのでしょう。
でもしばらくは買いに行けないな、そんな資格はないなと、そんな風に思っています。