僕らの証明はどこにある

不器用で下手くそ それでも人生さ

なにわ男子デビュー決定に寄せて

 

なにわ男子の皆様。

CDデビュー決定、本当におめでとうございます。

今日のこの日が終わってしまう前に何か書かなければならないという、大きな感情に動かされて今文字をタイプしています。

 

2021年7月28日。

コロナ禍でエンタメ業界のみならず全世界の人間が様々振り回され続けている中でようやく漕ぎ着けた有観客のコンサートツアー、そんな記念すべき728の日の公演のステージの上で、たくさんのファンに囲まれながらデビュー発表が出来たこと、本当によかった。

なにわ男子がデビュー発表をするならば、絶対に有観客が良かったから。

自分がその場にいるいないは関わらず、とにかくなにわちゃんたちのことが大好きなみんなで空間を埋めながら、全員でお祝いしたかった。そんな空気感の中で、彼らに歓喜の声をあげさせてあげたかった。それが無事に叶ったこと、わたし自身も心から嬉しく思います。

勝たんコン、残念ながら横浜の会場にいけなかったわたしは、それでも地元でYouTubeの画面を固唾を飲んで見守っていました。MCの一部配信というまさに『令和』らしい形で彼らのデビュー発表の瞬間を一緒に味わえたこと、本当に幸せでした。ありがとうございます。

 

 

思えば長い道のりでした。

と、安易に発言できるほど、わたしは彼らのことを知ってから長くありません。

それでもコロナ禍で生活も一変し、己の仕事や生活も刻一刻と変化していき、毎日を不安に過ごしていた中、わたしに希望と彩りをくれたのは、確かになにわ男子の7人でした。

そんなわたしでも、彼らが歩んできたその道のりが、決して平坦ではなかったことはよく知っています。

 

西畑くんの昼公演の挨拶です。

「松竹座の先頭に立ったその日からデビューするつもりはずっと持っていこうと、そこから6年経って(中略)デビューする運びとなります。」

なにわ男子、CDデビュー発表で気持ち新た リーダー大橋和也「楽しみながら前に進みましょう!」<ライブあいさつ全文> | ORICON NEWS

10代後半から20代前半の人間にとって、6年という歳月は振り返るとあっという間だったかもしれませんが、過ごした時間は決して短くはありません。

先輩がデビューをし、一緒に活動していた仲間が東京へ行き。もちろん別の道へと進んでいった仲間も沢山見送ってきたでしょう。心ない言葉を投げかけられたことだってあったことも知っています。後追いですら、その事実は本当に悔しい。

時には自分の進む道を信じられなくなることもたくさんあったでしょう。時には逃げ出したくなることもたくさんあったでしょう。

それでもずっと関西ジャニーズJr.として笑顔を見せてくれていた7人に、心から感謝の気持ちを伝えたいのです。彼らがそうやって踏ん張り続けてくれていたからこそ、わたしは彼らに出会うことができ、こうやってデビュー発表という歓喜の瞬間に立ち会うことができたのだから。

彼らの人生において最大級に幸せであろう瞬間をほんの少しでも共有させてもらえたこと、非常に嬉しく思います。

 

今まさに、令和の時代に新たなアイドルの風をジャニーズ事務所のみならず日本、そして全世界のエンタメシーンに吹かそうとしているなにわ男子。その最初の一歩の瞬間を共に噛み締められること。ファンとしてこんなに幸せなことはありません。

デビューはジャニーズJr.としての立場から見るとゴールなのかもしれませんが、あくまでもここが彼らの新たなアイドル人生のスタートとなるのでしょう。

同じく本日昼公演の丈くんの挨拶には

僕のなかでは、なにわ男子1章を終える。2章はデビュー組に混じってたくさんの先輩に負けじとこれからも一生懸命頑張っていきます。

なにわ男子、CDデビュー発表で気持ち新た リーダー大橋和也「楽しみながら前に進みましょう!」<ライブあいさつ全文> | ORICON NEWS

という言葉がありました。

なにわ男子の第1章。一旦ここで結ばれる彼らの関西ジャニーズJr.としてのお話は、今年の11月から新しくジャニーズ事務所の所属アーティストとして物語をリスタートします。

ジャニーズWESTがデビューして7年。

King & Princeが結成されてから6年。

今日のあの時、デビューを告げられた瞬間の彼らの表情を、あの時の己の心の昂りを、わたしは一生忘れることはないでしょう。

 

 

 

結局僕らは夢を追いかけた
叶うかどうかもわからないまま

  -空言オーケストラ/関西ジャニーズJr.

 

 

無事に叶った彼らの夢の続きを、これからも一緒に見せてもらいたいと思います。

なにわ男子、なにわちゃん。

本当にデビューおめでとう。

これまでも、これからもずっと。

心の底から、大好きです。

 

 

 

2021年7月28日

大阪からも横浜からも遠く離れた片田舎から、めいいっぱいの愛を込めて。